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さらば、正宗 [食べ物系]

◆東京23区内で最古の酒蔵・小山酒造が廃業へ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180130-00010002-biz_shoko-bus_all

言わずと知れた北区の銘酒「丸眞正宗」。

赤羽で飲むとき、例えば、丸健水産でおでんをつまむときなんかは、丸カップは
必須だったし、まるますやで鰻の白焼きを味わうときには、正宗の生酒が常。

そういえば、浅草伝法院通り、大黒屋の酒も丸眞正宗であり、ころものもったりした
天ぷらの油を酒でぬぐうのは、そこはかとない快楽だった。

さらにいえば、先日ご招待いただいた知人の結婚披露宴で出た酒も、丸眞正宗であり、
非常に楽しい思いをさせていただいたものだ。

「ワインと豆腐に旅をさせちゃいけない」(山岡士郎)

そんな言葉は日本酒でも当てはまると思っていて、東京で飲むなら、北区の丸眞正宗は、
地方の有名銘柄に決して引けを取るものでは無かろうし、実際飲んでみてもそう思う。

そんな正宗が、どうやら無くなってしまうらしい。

時の流れといえばしょうがないのかもしれないが、寂しさを感じざるを得ない、そんなニュース。

風のうわさによれば、「丸眞正宗」の名前はどこかの酒造メーカーが継ぐとの話もあるが、
よくわからない。

せめて、丸眞正宗の思い出を大切にしようと思うのである。

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【フィクション】犬のお散歩 [フィクション]

僕の名前はコロ。ここのお家で飼われている犬だよ。

いつもは、「おばあちゃん」が散歩に連れていってくれるんだけど、
ここしばらく、お散歩は無しで、ちょっぴり退屈・・・

そんなある日、「お父さん」が散歩に連れ出してくれた!

僕は嬉しくて、ついつい走り出しそうとしたら、
リードを引っ張られて止められちゃった。

うっかり!

それから、「お父さん」や「お母さん」が、
毎日散歩に連れていってくれるようになったんだ。

「おばあちゃん」の姿をしばらく見ないのが、少し残念。
あんなに可愛がってくれるのに。どうしたのかな。

でも、僕はお散歩が大好きだから、

「コロ、行くよ」

なんて言われると、もう身体がうずうずしちゃう。

お散歩から帰ると、お腹はペコペコさ。

「おばあちゃん」がいないときは、「お母さん」か「お父さん」が、
ご飯をくれるんだよ。

いつもはコリコリしたドッグフードなんだけど、
最近は結構贅沢で、なんと、毎日骨付き肉!

骨は少し固いけれど、僕の歯ならへっちゃら。
バリバリ食べちゃうモンね。

でも、お腹いっぱいになったら、思うんだ。

それにしても、「おばあちゃん」どこにいったのかなあ・・・
また帰ってきて、一緒にお散歩いってくれないかなあ・・・

ってね。

家の中を見ると、「お父さん」と「お母さん」が何か話している。
僕はまんぷくになって、眠く、なってきた・・ぞ・・・

ふわぁぁぁぁぁ・・・・


・・
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・

部屋の中、還暦を過ぎたと思しき男女の会話。

「・・・今更かもしれないけど、」

「なんだ?」

「あなたの親孝行ぶり、本当に、尊敬するわ。。。」

「それ以上言うな。。。」

男は頭を抱えうずくまりながらうめく。

「葬式を上げる金なんて、どこにあるんだ?俺だって、、、」

「そりゃそうだけど、よりによってさぁ・・・」

「ああするのがベストだっていうのは、お前のアイデアじゃないか」

女は、どこか虚空を見るともなく見てつぶやく。

「まあね、『おばあちゃん』も本望でしょ」

「そうだな。あんなに可愛がっていた、コロと一緒に、
 生きられるんだからな、たぶん。そうそう、」

「何?」

「後は、刃物の処分だ。そっちはお前に任せるぞ」

「・・・ええ、分かったわ。ところで、」

「ん、なんだ?」

「この分だと明日には、『おばあちゃん』も、完全に
無くなってしまうでしょうね・・・」

「ああ、よく平らげたものだ。コロも、な・・・」

リビングルームには、地の底に沈んでいくかのような、
乾いた男女の声。

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シラスウナギの歴史的不漁。日本は資源管理に大きく踏み出せるのか? [経済]

ウナギの稚魚であるシラスウナギが歴史的不漁となる見込みです。参考記事によれば、シラスウナギの漁獲量はピークの1963年(232トン)以降減少傾向にあり、近年最低だった2013年で5.2トン、2018年はそれを下回る見通しとのこと。

現在流通しているウナギの多くが養殖ですが、卵からの完全養殖が未だ商業ベースに乗っていないため、養殖はシラスウナギの育成によって行われます。したがって、シラスウナギの不漁はウナギの価格や流通量に直結します。また、海外からの輸入の多くを占める中国、台湾産も、日本近海に来るウナギと産卵場所はほぼ同じと考えられており、同地域のウナギが減少していることを考えれば、ウナギの高騰は避けられないでしょうし、養鰻業者や鰻専門店には大打撃となるでしょう。

とはいえ、日本近海に限ってもウナギの減少傾向は続いていたわけであり、資源保護を巡る国内外の取り組みが後手後手に回っていたことは否めません。予想されるウナギの高騰により、ウナギの消費量は抑えられる一方、高騰を狙ってさらなる乱獲が懸念されることから、市場経済に任せるだけでは、近い将来、ウナギは絶滅状態になるでしょう。

ウナギの資源保護のための国内外の枠組みを作るとともに、密漁や不正取引の取り締まり、違法流通に対する収益のはく奪を強化するとともに、生態の把握を含め、完全養殖の実用化に向けた研究を加速させるための投資を行うべきです。また、場合によっては、養鰻業者や鰻専門店の廃業に対する手当も必要になるかもしれません。

過去、ニシン、ハタハタ、ホッケなど、乱獲や資源管理の失敗によって日本近海から姿を消し、食卓から遠ざかった魚種がいくつも見られました。ウナギもすでにそうなりつつあります。同じ失敗を繰り返さないよう食い止められるか、大げさに言えば、水産業に関する日本の政治・行政の底力が問われているのではないでしょうか。

≪参考記事≫
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25757510W8A110C1QM8000/
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